PR

豚肉がしっとり柔らか「豚こまとニラキャベツのさっと煮」レシピ

おかず

10分ほどで完成する、手早くつくれる豚肉が主役のレシピです。

豚肉を使った子どものおかずの課題は肉をいかに柔らかく調理するか」です。

子どもの舌はとても繊細。
仕事で幼児食を約6年作っていましたが、豚肉メニューは硬くなると全く手をつけずに戻ってきていました。

歯の発達の影響だけでなく、舌触り、味、大きさなど些細なことでも気になれば子どもは食べたくない、と思う事が多いです。

このレシピでは、ちょっとした工夫で時間が経っても豚肉がしっとり柔らかくつくれるようにしています。
ぜひ参考にしてください♪

「豚こまとニラキャベツのさっと煮」のレシピ

「豚こまとニラキャベツのさっと煮」の材料

作りやすい分量(子ども2人+大人2人分)

豚こま肉……約400g

酒(豚肉用)……大さじ2

片栗粉(豚肉用)……大さじ1

キャベツ……約400g(1/4玉)

ニラ……5本

オリーブオイル……適量

●本みりん……大さじ2

●醤油麹……大さじ2

●酒……大さじ2

ごま油……小さじ1

「豚こまとニラキャベツのさっと煮」の作り方


【準備】
・キャベツはざく切りにする(芯はそぎ切りにする)
・ニラは約4cmに切っておく

①豚こまを食べやすい大きさに切り、
火にかけていないフライパンの中で酒、片栗粉を揉み込みます

point

片栗粉をあらかじめ豚肉に絡ませてから焼くことで、しっとり柔らかくなります。

その理由は、片栗粉の主成分「でんぷん」に保水効果があるためです。
豚肉の水分が逃げないように保つ働きがあります。

②オリーブオイルを入れて中火にかけ、半分ほど色が変わるまで炒めます

③キャベツ、ニラを入れて●の調味料(本みりん、醤油麹、酒)を入れます

④調味料が全体に行き渡るように軽く混ぜたら蓋をして、約5分炒め煮します

⑤蓋を開けたらごま油を入れて強火にし、さっと炒めたら完成

point

ごま油は香り付けのために入れますが酸化しやすい油です。
そのため最初には入れず、最後に入れるのがポイントです。

「豚こまとニラキャベツのさっと煮」を使用した子どもの献立(2y6m)

  • しょうが豆ごはん
  • 豚こまとニラキャベツのさっと煮
  • せいろで蒸したとうもろこし
  • 野菜の春巻きの皮包み焼き
  • 味噌汁

「豚こまとニラキャベツのさっと煮」の栄養価計算

特筆すべき栄養素をピックアップして載せています。
黄色でマーカーした栄養素は小児(1~2才)の摂取目標量に対して1/2量以上クリアしているものです。

子ども1人分の栄養価

エネルギー……179kcal

たんぱく質……15g

脂質……4.0g

鉄……1.3mg

亜鉛……2.2mg

リン……210mg

カリウム……640mg

ビタミンC……39mg

ビタミンB1……0.86mg

葉酸……96μg

  • 豚肉に豊富な栄養素はたんぱく質の他に、ビタミンB群です。
    エネルギー代謝を高めて疲労回復する働きのある栄養素です。
    このメニューだけで幼児(2才)の1日分の推奨量はクリアできます。
  • キャベツにはビタミンCや葉酸が豊富です。
    特に葉酸は1日の推奨量90μgをクリアです。
  • ニラには筋力の働きに関与するカリウムが豊富に含まれます。
    ほとんどの野菜には含まれているものですが、ニラはトップ10に入るほど特に多いです。

まとめ

10分ほどで完成する、豚肉が主役の取り分けおかずです。

ちょっとした事ですが、片栗粉と酒をもみ込んでから焼くだけで豚肉がしっとり柔らかく仕上がります。
あっという間に完成するので、ぜひ作ってみてください♪

レシピブログに参加しています!
オレンジ色のボタンを押していただけると嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました